本をたくさん読みます。
というより読むように心掛けています。
昔から読書は好きなんだけど、習慣が苦手。
疲れて家に帰って、それから読書。
やってはみるけどすぐ夢の中…。
酒をたらふく飲んだ後にページを開く。
うへっ、文章が何重にも見えるぅ♪
私は大学で日本文学科っていう
ものすごく就職率の悪い学科を専攻していました。
まあ、なんていうんでしょうか?
『小説家の卵』がワサ~っといる学校ですね。
課題の多くは小説を読んで、『論文』ですよ。
夏目っちや、芥川の龍ちゃん。
考察を深いものにするってんで、何回も読むんですね。
今考えてもゾ~っとする4年間だったな~。
みんな入学したときよりもね。
確実に根暗になって卒業してくの!
「太宰さま~」なんて言ってる女学生もいて、大変クレイジーね。
そんなこんなで、本を読むことに抵抗はないんです。
最近は『習慣』のほうも定着してきたのでブイブイ!
今読んでるのは『カシオペアの丘で 重松清 著』
日曜日。
ヌクヌクと布団の中で読んでいたのですが、ラスト数ページ。
おい、このまま終わっていいのか!?
これは現地入りするしかない!
この小説、おそらくっていうか、確実に『芦別』が舞台。
炭鉱町の悲劇や象徴・大観音も登場する。
カシオペアの丘では重要な位置づけで『星を眺める』のですが、
このへんも『星の降る里 芦別』と酷似。
しかも観音様が、この小説の鍵。
見てろよ、観音様!
アンタの小説をアンタの目の前で読み閉じるんだ!
へっへっへ…。
こんなこと、されたこと…ないだろ???
ごめんなさい。怖いです。
あんまり、こっち見ないでもらえますか??
周りには誰もいないし…。
観音様と二人っきりって、怖すぎですわ!!
それにしても、でっかいなぁ~。
小説を読み終えようっていう、当初の狙いはやめました。
もうね、全くもって集中できない!
ほんっっとにお願いだから、こっち見ないで!
だから本持ってね。
隣接の『北の京あしべつ』に行ったんです。
恐怖エンドレス!!!???
次回に続く…。
☆星野 智哉☆