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味の幸福は行き過ぎて暴力

岩見沢に行ってきた。
目的はただひとつ!!
万有引力の如く、名店・らい久へ。

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らい久が岩見沢市内に2店舗あるのは覚えていただいただろうか?

このブログが初めての方のためにちょっと復習。
らい久では、みなさんの知るラーメン屋の常識が通用しない。

まず、今回訪れた本店。
ここでは、注文をとりになど、来てはくれない。
厨房に向かって、大きな声でハキハキと叫ぶのだ。

油断は禁物。それで注文できたと思ったら大間違いだ。
厨房の奥から、大将の小さな「あいよ~」を確認すること。
これがなければ、半年待っても来ない。

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そして、注意すべきはらい久・緑が丘店だ。
ここの店主は、一言もしゃべらない。
いらっしゃいませも、おそらくここ10年は言っていない。

注文は本店と同じく、厨房に向かって大きな声で。
しかし「あいよ~」はない。

あるのは、水を打ったような静寂だけだ。

ここで、ルーキーは不安になり、注文を繰り返してしまう。
バカ!!リアルにもう1杯くるぞ!!!
だからこそ、不安が残らないように大きな声でオーダーすること。

そして、緑が丘の真骨頂。
店主が一言も話さないシステムを構築するのが、おつりの制度だ。

客は、勝手にお金を置いて帰る。
釣りが必要な場合は、前の客のお金を自分で取ること。
ひっひっひ。これがちゃんとできるなら行ってごらん。
1万円、ならびに5千円なんて持ってったたら。ははっ!

さて、復習もほどほどに。
本店のラーメンに登場いただこう。

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そこに山があるから登るんです的なフォルム。
味の幸福を売る店、らい久。
この店名に込められた思いを感じていただきたい。
食の暴力を売る店でも十分やっていけそうだ。

絶対にお勧めなのが、バター味噌ラーメン。
ごらんよ。

クッキー作れそうなくらいバターの塊!!

ここのスープは独特のオレンジ色。
誤解されがちだが、辛みは全く無い。
だから、余計不安になる!!
なんでオレンジなの?はちみつかなぁ。

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もやしに手こずってたら、痛い目みるよ。
まずは、ドンブリの底から麺を引きずりだすこと。
これを早めにやっておかないと、どうなるかわかるよね。

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はい、肉!
なにか質問は??

ないよね??

これ、超ぶ厚いうえに、三枚入ってるから注意して!
あと、柔らかくもないからね。
これは、肉!!

ということで、らい久・本店でした。
混んでるから遊び半分では行かないほうがいいよ!
お店の住所はこちらから。
ついでに復習したい方は是非!

過去のブログ↓本店(あいよ~有り)

http://www.catv-potato.co.jp/3ch_blog/archives/280.html

過去のブログ↓緑が丘店(あいよ~無し)
http://www.catv-potato.co.jp/3ch_blog/archives/288.html

☆星野 智哉☆