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Adobe Acrobatの修正プログラムが公開されました

米アドビシステムズは2009年3月10日、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のアップデートをそれぞれ公開しました.アップデートの適用で、それぞれ最新版となるバージョン9.1に更新される.バージョン9.1では、 2009年2月19日に公表された脆弱性を修正し、既に悪用が確認されている危険な脆弱性なので、すべてのユーザーに対してアップデートを勧めています。バージョン7及び8の修正版は2009年3月18日までに提供する予定と発表されました.

この脆弱性はAdobe ReaderおよびAcrobatのバージョン9及びそれ以前が影響を受けるもので、脆弱性の詳細は明らかにされていませんが、悪用されると、Adobe Reader/Acrobatを強制終了されたり、悪質なプログラム(ウイルスなど)を実行されたりする恐れがあるとされています.この脆弱性を悪用する PDFファイル(PDFウイルス)が既に発見されていますので、プログラムを最新版に更新されることをお奨め致します.

■Adobe Systems
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-03.html
今回のセキュリティ情報は日本語での発表が行われていません

■Adobe Reader9.1のダウンロードページ
http://get.adobe.com/jp/reader/