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ポテト日記、再開のお知らせ

旭川ケーブルテレビ 星野智哉です。
皆さん、お久しぶりです。

今回の地震に伴い、自粛していましたポテト日記ですが、
本日より、通常通りの内容で再開させていただきます。

『自粛』のあり方については様々な意見があると思いますが、私の考えです。

どんな状況でも、忘れてはいません。

顔が笑っていても、忘れてはいません。
楽しい話をしていても、忘れてはいません。
メシに酒。忘れてはいません。

私の『自粛』は心の中でさせていただきます。

旭川でも義援金が集まっています。
連日、災害関連の取材を進めてきましたが、
みなさんの被災地を思う気持ちを強く感じます。

この義援金が一過性のもので終わって欲しくない。

そんな思いから、個人的な話ではありますが、
毎月、小額ですが義援金を送ることに決めました。

顔は笑って、心で泣く。
心が笑える日まで、支援を続ける。

私が考える『自粛』です。

といいましても、グルメ情報やエッセイが中心のポテト日記。
こういった状況ですので、不快に感じられる方はご遠慮いただきたく思います。

4月。
新年度が始まりました。
旭川から元気になるような番組を制作していきたいと考えております。

以上、ポテト日記再開のお知らせでした。

東日本大震災に伴うお知らせ

旭川ケーブルテレビ・ポテトをご利用のみなさまへお知らせです。

平成23年3月11日午後2時46分頃に発生した「東日本大震災」の影響による
「ケーブルプラス電話」の故障・不具合は、KDDI株式会社の復旧作業により、
北海道・東北エリアのNTT回線への通話が復旧したとの報告がございました。
ご利用のみなさまには長時間に渡りご不便をおかけし、
深くお詫び申し上げます。

なお、引き続き仙台(東北方面)エリアにおきましては
NTT同様回線の不通状態が継続しております。
今後も、災害復旧など政府の指導により回線の発着信規制等が
実施される可能性がございますが人命救助を
最優先に対応作業を遂行していることから
ご利用のみなさまにはご不便をおかけすることも
ございますがご理解とご協力を下さいますようお願い申し上げます。

■発生日時:平成23年3月11日午後2時46分頃
■復旧日時:平成23年3月13日午前04時00分頃
■発生現象:ケーブルプラス電話において発着信不可、遅延等の症状
■原因:東日本大震災によるKDDI株式会社の海底ケーブル、陸上ケーブル断
■復旧内容:KDDI株式会社による迂回ケーブル(ルート)の敷設・確保によりNTT回線との通話が一部復旧した

今後も災害復旧、生存者の安否確認、重大事案対応のため発着信の規制等が実施される可能性がございますのでご理解とご協力をお願い申し上げます。

怖い話~赤子~

さぁて、怖い話しますよ~。

これは高校生の頃のお話。
部屋で寝ていたら、聞こえてくる赤ちゃんの鳴き声。

「んぎゃ~、んぎゃ~」

最初は、野良猫のケンカかと思った。
そんな声だしてる猫っているでしょ?その感じ。

最初は小さく…。

それがだんだん、大きく…。

猫どころか、息づかいまで聞こえる始末!

まずい!これはどう考えても幽霊だ!

目を開けようとしても、なぜか開かない!
手足は動くのだが、まぶただけが金縛り状態なのだ。

そうしている間にも、赤ちゃんの声はどんどん近づいてくる。

俺が何をしたってさ!!!
赤ちゃんに恨まれることなんて何にもないよ!!!

妹がまだ小さかったとき。
1度、自分の鼻につっこんだタマゴボーロを食べさせたことがある。

その程度だよ!!

俺は何もしていない!よせ、よせ、よせ!!
そう、心の中で強く念じたのだ。

すると…どうだろう。
すぐそばで聞こえていた泣き声がぴたりと止んだではないか。

それと、同時にまぶたの金縛りもすっと解け、
ゆっくりと、うっすらと目が開くことができた。

シーツは汗でぐっしょり。
ふう、こんな心霊体験は初めてだ…。
それにしても、なんだったんだろう。

目がゆっくりと慣れてくる。

あたりを見回すも特に、変わったことはない。
漫画とパンクのCDが散乱したいつもの部屋だ。

ん?
部屋の真ん中になにかある…。

なんだ…あれは…??

か…かご??

私の部屋の、真ん中に。
置いたはずのないかごがある…。

古臭いフォルムではあるが、新品に近いかごだ。

そのかごから、手足がバタバタしている…。
そう、赤ちゃんがいる。

自分の部屋 in 赤ちゃん!!

部屋はいつもどおり。
皮肉にも床に転げた『幽遊白書』13巻の横にだ!!

どうしたらいいのかわからない。
夢でないことは、はっきりとわかる。
これは、現実だ。

すると。
赤ちゃんがまた大きな声で泣き出したのだ。

『うんぎゃ~、うんぎゃ~』

真っ赤な顔で泣いているのに、その声はやけに遠い。
赤ちゃんがここにいるのに、泣き声は外から聞こえてくるかのようだ。

部屋の対角にある窓に目をやる。

すると…。

大きな女が赤ちゃんを見つめているではないか!!

その女の顔は神経質に落ち着きがなく。
ソワソワと執拗にまばたきを繰り返す!!!

その後の記憶はないんだなぁ~。
しかもその2日後くらいに思い出したんだなぁ。
夢か現実か。
私は現実だったと信じている。

なんでこんな話をしたかって?
りさちゃんのスッピンがその女性に似ていたからだ。

☆星野 智哉☆