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苗字に思うこと

自分の苗字、好きですか?

私は星野ってすごく好きです。
別に珍しいわけでもないですが、星ってのがいいですね。

家のオカンは『光子』っていう名前なんですけど、
結婚したての頃は、超恥ずかしかったって。
そりゃそうだ、星野 光子なんて!
キラキラ星の歌とかに出てきそうだもんね。

だから新婚ホヤホヤのときは名前を書くたびに、

自分、どんだけ光ってるんじゃ!!

って心の中でツッこんでたらしいよ!

そこで、結婚もしていない私ですが、
この『星野』という苗字を最大限に活かせる
子どもの名前を考えてみた。

まずはこんな名前『星野 歩夢』
歩く夢と書いてアユムと読みます。
この名前の怖いとこ。

夢☆猪突猛進タイプじゃなかったらどうしよう。。

「将来はまあ、安定した給料で…。」
みたいなことを小4から言うような子だったら名前負けだ!


『星野 昴』とかはどうだろう?
スバルと星野だなんて、宇宙にもほどがあるよ!
男の子だったら、ほんとにこれがいいな!

でもこれにも問題があってねぇ。
お父さん、すなわち私。

星に全く興味が無いっす!

せっかく星野なんだから、
本当に『星』について勉強しようと思う、今日この頃。

こうなったら…。
最近は変わった名前の子どもも多いしな…。

『星野 星人』なんてどうじゃ!!

星人と書いて、スタートと読ませるとか。
まあ、まずは嫁だな。

苗字が『星野』に変わって、ステキに響く人、募集!

『光子』を超えるのは君だ☆

☆ほしの ともや☆

競走をやめたら時が止まります

詩の話。

詩を綴りだしたのは小学校6年生。
きっかけは国語の授業。
身近なものを題材にみんなで書いてみようっていうお決まりのやつ。

私は『時計』という詩を書いた。
覚えてる限り、こんな感じ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
時計

時計はいつも競走している
ぐるぐるぐる
1番早いのは秒君
その後を追うのは分君
ゆっくりのっそり時君

時君が1週目を終えたころ
分君が61週目に突入し、
秒君が361週目に突入する。

時計はいつも競走している
ぐるぐるぐる

ゴールはどこだと時君が言った
ゴールはどこだと2人が続いた
どじな時計は今日もぐるぐる明日もぐるぐる
競走は終わらない

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

たしか、こんな感じ。
内容は覚えてるんだけどなぁ、言い回しは微妙。

この詩を先生が褒めてくれて、
みんなの前で発表したの。

反応はというと…全員爆笑!!!!
なんだよ、時君って!
どじな時計で、もうひと笑い!

あら~、そうきた?
俺、本気で書いたのになぁ、何が面白いんだ!?

「でも、競走をやめたら時が止まります」

そう弁論したが、これまた笑い声にかき消され…。

これが詩を始めたきっかけ。

こうなったら、みんなが書いてるようなことは書かないぞと。

「消しゴムは自分がすり減って字を消します」

みたいなさ。
全国の小学生が書くような表現は絶対に書かないぞと!

毎晩、勉強してるふりして机に向かい書いていた。
中学生くらいになると恋愛詩もちらほら、はずかぴー。
高校になると出てもいない社会の風刺、はずかぴー。

今もね、書いてる。

一杯のつもりでひっかけたはずが、グデングデンに酔っ払って、
やっとこ潜りこんだ布団からひょっこり顔だして、
枕元のスタンドライトをポチリ。

そんな昨日のノートより抜粋。

『やい、風。俺んちの茶の間で吹いてみろ。
     やい、雨。俺んちの便所で降ってみろ。』

全く…覚えていない。。。
詩はね、いいよね。

☆星野智哉☆

エイプリルフール~子機と祖母と孫~

エイプリルフールの思い出。
私が小学校5年生くらいでしょうか。

子機があるタイプの電話に買い換えたのです。
これには私、大いに興奮しましたね。
だって、グルグルの線が無いのですから!
それはまるで、未来からの贈り物。

まずは『ビジネスマンごっこ』やりますね。
子機って携帯電話みたいでカッコイイ!
「これから…会議だから!」みたいな!

何が会議だって、このバカタレ!
でも、子どもって大人の世界に憧れてねぇ。
小学校でさ、放課後に保健委員会とかあるでしょ?
その委員長の顔思い出して。
ねっ?得意な顔してたと思うよ~。

テレビの中の会議シーンを想像してるんだよ!
テーマは『手の洗い方』とかなのにね!

話を戻して、子機ですわ。

次にやった遊びは外に出て、電波の限界調査ね。
私の家は2世帯で、下の階に祖父母が住んでたんです。
だから、回線も別。
その電話にかけながら、どこまで届くのかを調べるの。

パートナーは家の妹。
「え~、只今お兄ちゃんは、公園前を通過、どうぞ!」
「え~、まだ声が聞こえてます、どうぞ!」

なぜかトランシーバー調の兄妹。

そんな遊びをしていて、ふっと考えついたのです。
明日は4月1日、エイプリルフールか…。
学校で習ったぞ、ウソついていい日だ!

そこで、作戦会議。
使ったのはもちろん…子機!!

家の車庫から電波が届く。
そこで、家の中の祖母にイタズラ電話をすることにしたんです。

設定は『遠くに住む、ご無沙汰の友人』ということに!
ばあちゃんは日ごろ、
友達からちゃん付けで呼ばれていることもリサーチ済み!

のら猫の小便と埃くさい車庫の一角。
ゆっくりと番号をプッシュ…。

はい、星野です。

『あら、佳代ちゃん??元気~??』

声変わりをしていない、男の裏声。意外といける。

『あたしよ、あたし~、東京の!わからない?』

それに対し、ばあちゃんは、あ~ら~ま~っと感嘆の声。
「東京のナンダカちゃん、久しぶり~。」

まんまとひっかかった!
今考えると、これは『オレオレ詐欺』だね。
まあ、そういった悪気はなかったということで。

『ところで、お孫さんの智哉くんは元気?』

笑いを堪えて、一息で言い切る!
ばあちゃん~、騙されてるとも知らず、何と返す!?

『それが、反抗期で悪いことばっかり!』

『この前も、授業態度が悪いって先生から電話きたんだから!』

ドクン。血液が逆流したのがわかる…。

すぐに適当な理由をつけ、電話を切る。
子機を、積み重ねた冬タイヤの上に置く。

知らないよ、僕。
先生から電話きたなんて…知らないんだから。
これ、めっちゃ怒られる感じでしょ!?

はは~ん、わかったぞ…。
これは、ばあちゃんからの宣戦布告!

『逆エイプリル』しかけてきたな!!!

すぐに家の中へ!
さっきの電話、僕だよ~ん!デッデレ~♪

それに対し、ばあちゃん。
「なんだぁ、また悪いことして!びっくりしたよ!」

逆仮説、ハイ終了。
ばあちゃん、笑っておる…(泣)

これは両親帰ってきたら、説教決定!
エイプリルフールの思い出でした。

☆星野智哉☆